万博

いよいよ二度目の愛・地球博だが、連日の混雑報道ですっかりビビッている。
しかし、前回の反省を元に事前に場所などを頭に叩き込んでいるので入場さえ出来れば何とかなるかと腹をくくる。


しかし心配をよそに藤が丘は予想外に空いておりノータイムでリニモに乗る事が出来た。前回ほどの感動は無いが相変わらずリニモの静寂性能は驚異的である。


会場に着いても混雑はなく拍子抜けしたが、ゲートをくぐるとやはりすごい人だ。



早速、後半になって評判が上がってきた「国際赤十字赤新月館」に行ってみるも既に4時間待ち。並ばせることすら中止している。
しょうがないので近くにあった「アメリカ館」が15分待ちだったのでに行くことにする。
待ち時間が少ないので期待していなかったが さすがアメリカ、かなり面白く楽しませてもらった。
奥行きを持たせた複数のスクリーンとそれに連動した風・雨などの体感効果はディズニーランドのミクロアドベンチャーに通じるものがあった。


アメリカ館を出て脇にあった食べ物屋で早めの昼食をとる。
日本人にも食べやすい味付けで美味しいが1500円とは何事か!?





予約時間までまだ時間があるので各国のパピリオンに片っ端から入ってみる。外が灼熱なのでどこも涼しー。
基本的に外国館は特産物の即売会。
こんなところで買うやついるんか〜と思ったがバーゲンの如く女性たちが群がっている。
まじかよと見ていると嫁もなんか買ってるし・・・orz


そうこうしているうちに「ワンダーサーカス電力館」の予約時間になり向かう。
行列をよそ目に予約の入り口から入る。これはかなり快感である。
ディズニーランドの不人気アトラクションのようなライド系で内容はまぁまぁ。
しかしこれが1時間半も待って見た場合、ちょっと怒るかも・・・(笑)


次は午前中整理券を取った「夢みる山」の「めざめの方舟」
圧倒的な音響と前衛的な映像は、黒魔法とか秘密結社を想像させ、洗脳されそうなやばい雰囲気。
押井守が独特の世界観を作り出しており、かなり真剣に見入ってしまった。全員立ち見で鑑賞ってのもこの空間にはピッタリだが、一人っきりで見たい気もする。
息子は怖いを通り越して固まってしまったが。ありゃ夢に出るだろうな・・・w


その後同じ「夢みる山」の「NGKウォーターラボ」が待ち時間5分だったから行ってみる。
メガネをかける3Dシアターだが、せっかくの3Dなのに画面が小さいから迫力がなくしかもコンテンツがしょぼ過ぎ。
評価は待ち時間が物語るな・・・


そして最後に屈指の人気パビ「長久手日本館」に行く。もちろん予約済みである。

予約専用入り口は快適だが、凄まじい行列に並んでいる人々の視線が痛い。殺気立ってるよ〜
内容はすごく充実しておりこの内容だと行列に並んでも満足するだろう。
さまざまなテーマのゾーンがあるが、何といっても全天球型映像システムはすごかった!
360度に映し出される映像は強烈過ぎて酔う人が絶対いたと思われ。
で感動して見惚れていると、すぐ終わった。
…短い。
あの部屋で一人きりでボーっと見ていたかったなぁ。






暗くなってきて、さぁ帰ろうという時になって息子が腹が痛いと言い出す。
張り裂けそうな泣き声からはタダ事ではないようだ。
会場内の診療所に行って医者に見てもらう。


で結論は・・・


便秘。糞詰まり。


太い浣腸を注入してもらい、ありったけ放出したらケロっと直ったみたい。
まぁ彼にとっても万博の良い思い出になったであろう。








それにしても日が落ちてきても人の数は全く減らず。
むしろ増えてるような…絶対増えている。
平日だからか夜間入場者が多いようだ。
6時過ぎなのに入場ゲートには物凄い人たちが詰め掛けている。
そして帰りのリニモ乗るのに40分。
これが今日一番の待ち時間であった(笑)




会場に10時間くらい滞在していたが、充実してたからか不思議と疲れはない。
やはり計画を立てるべきである。
前回とは大違いの満足感であった。
万博よありがとう。