富士通 PRIMERGY TX100 S1へWindows7を入れてみる
ある事情によって、富士通のミニサーバPRIMERGY TX100が
とても口には出せないくらいの価格で手に入る状況となっております。
ちなみにスペックは、
- CPU:Pentium(DualCore)E5400 2.7GHz
- MEM:1GB
- HDD:なし
- USB:8ポート
- VIDEO:オンボード ATI ES1000
- SOUND:なし
- PCI Express(x1、x8、x4)
- PCI 32bit
- キーボード、マウス付き
まぁいかにもビジネス機なスペックなんですが、
値段を考えるとかなりお買い得です。
ということで、
我が家に9台のPRIMERGYがやって来ました!!www
嫁の引きつる顔を尻目に家の中に運ばれる箱たち。
ちなみに流石に9台すべてウチで使うわけでなく
このうち6台は「後輩」「パパ友」の分になります。
送料の関係上、1回で1箇所に配送したほうが安いからなんですよ。
それでも残り3台。
1台は息子&年賀状機としてこれから構築しますが
残り2台は実家に送るか部品取り用ですなwww
で、早速セットアップです。
ビックリしたのがメンテナンスの容易さ。
サイドパネルはレバーを上げるだけで取り外せ、
指で回せるネジ一本取ってユニットを開けば、殆どのパーツをメンテできる状態になります。
コードも綺麗に取廻してありますよね。
取り敢えず自宅に転がっていた500GBのSATAを取り付け。
HDDの取り付けも簡単。
備え付けの緑のガイドを取り外してディスクに装着。
そのままレールにそって挿し込むだけ。
SATAと電源のケーブルを繋げばディスク取り付け完了。
なお、ディスクさえ付ければPCの起動はできますが
BIOSで「Advanced」→「SATA RAID Enable」を「Disable」にしないと
OSセットアップでディスクは認識しないので注意です。
(XPをインストールする場合は「SATA AHCI Enable」も「Disable」へ)
ディスクが認識すればWindows7のインストールは簡単なもんです。
メイン機は64bitですが、今回は32bitです。
(64bitと比較検証用として)
起動して思ったのが、とにかく静か!!
ウチのメインマシンが静音自慢のPCなんですが
それに匹敵するくらいの静けさです。
これでSSD積んだら最強の深夜PCになるかもwww
しかしここで問題が・・・
オンボードのビデオチップ「ATI ES1000」が糞すぎて描画がトロいんです!!
スタートメニューもウインドウ表示も「もっさり」。
解像度もワイドに対応しません。
パフォーマンス評価は最低の「1.0」
もちろんWindowsAeroって何それ美味しいの??の世界ですorz
10年以上前の設計のチップだからなぁ・・・
サーバ機は画面映ればOK!安定性重視!!なんですよねwww
とはいえ、今回のようにデスクトップ用途としては全く使いモノにはならないので
川崎のドスパラのジャンクコーナーを物色しに行ったら、
ありましたよPCI-ExpressのFireGLが!!!
価格は980円ですwwwwwww
もちろん認識するかどうかは運次第ですが。
ちなみにTX100 S1は、PCI-Express x16こそ備えてないものの
PCI-Express x1に切り込みが入っており、物理的に挿せるようになってるんです。
気が利いてますねwwww
早速装着し祈りつつ起動。
そして無事認識しました〜!(ドライバはWin7標準)
グラフィックのパフォーマンスも人並みになりましたwww
もちろんAeroも・・・
↓
ほれこの通り、透けてますねwwww
メモリですが、標準ECCのDDR2PC6400の1GB一枚ですが
パパ友が4GBメモリ買って標準の1枚が余ったので
貰って2GBになりましたww
(ECCとNonECCは共存できないかも。BIOSで無効にすればいいかもしれないけど未確認)
これで常用デスクトップPCとしての稼働はできそうです。
あとは安価なサウンドカードをアキバででも探すかな。
その際は続報を掲載します。
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